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迷惑なあげたがり屋の豆乳ヨーグルト、いかがですか?

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先日、体調があまりよくないので、仕事をお休みしました。


その予定でしたが、結局、事務所によらないといけない用事があり都心の事務所に顔を出しに行きました。

その流れで、新社会人になる娘のスーツを飼うことになり、一緒に出かけました。

 

事務所によったら、敬老会の人が来てて「あんた、これ、持ってきなさいよ」と、手作りのぼたもちを頂きました。

 

今回は「あげたがり屋」さんについて考えてみます。

 

実は、私はよく人にものをもらいます。

 

私の何かが、あげたがり屋さんの何かをひきつけるんでしょうかね?

 

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実は人に左右されやすい性格の私

 

そもそも、体調がすぐれないので、一日、家で養生する予定だったのに、なんだか家を出ることになってしまいました。

 

敬老会の人が「カギをあけてほしい」というのです。

もっとも、この敬老会の方々にもしかしたらコロナを移すかもしれないと、用心のためにお休みしようとしたのですが、まぁ、しょうがないです。

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そうこうするうちに、春に就職する娘が

「ねぇねぇ、今、ア〇キの5点セットがさぁ、すごい安いんだよね」と、私の部屋の戸をコンコンとノックしました。

 

え!? この何年も聞いたことないよ。

ノックの音なんて! 

 

で結局、都心にある事務所に顔をだすことになったので、ついでに買いに行く話になり・・・。

 

スーツ一式を見事に買うことになり、そろそろ、軽くだるーくなってきてきたころで。

 

そういえば、最寄り駅の自然食のお店でお米を買うことを思い出し……。

 

レジ前で5キロのお米を持ち上げたら、背後から知らないおじさまがこう言いました。

 

「あんた、力あるね!」

 

「俺も昔は60キロの米俵を担いだもんだ」

 

それから、そのおじさまの話を聞くことになり・・・。

 

そして、そもそもの話しの始まりが自然食のお店なんで

有機農業のあれこれがはじまったわけ。

 

このおじさま、やたら詳しいわけ。

 

なので、「えっ、なに、この人、実は有名人じゃん?」とか、うかつに思った私がばかだった。

 

 

その後、区内にあったおじさまの家の養鶏場の話しになり、

 

そこではどういう飼料を使って9年も長生きする鶏を育て、24時間以内の卵しか食べたことがなかったとかなんとかになり、

 

それが国家の話しになり、

戦時中の話しになって、昔は銃剣が40キロもあって、

だから八甲田山で軍人が凍死したんだとか

 

それにまつわる政治・経済であるとか、

かと思えばご近所の八百屋がすごいとか

近隣の地主の世代交代の原因や

沿線鉄道が倒産した理由などなど、

 

興味深いんだけどとどめがなくて、ですね・・・。

 

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結局、おじさまが何の仕事をしていたかっていうと、サ〇ワの配達の人だったと判明し、お名前もハシダテさんとわかるまで延々、一時間、5キロのお米を抱えて聞く羽目に!

 

でも、おじさまの話しが面白かったので、お互いの連絡先を交換しちゃいましたが(笑)

 

ほんとは、家でゆっくりしたかったのにーー。

 

要するにですね、私は「もらいやすい」性質なんですかね?

 

あげたがり屋さんとは?

 

そもそも、「あげたがり」っていう言葉を知ったのは、つい最近なんです。

私の職場って、年配の方が多いんですよ。

 

その地元で暮らしている方が関わっているんですが、かつてはお店のおかみさんであるとか、旦那衆なわけ。

 

なので、よくお茶菓子だとか、おかずのおすそわけいただきます。

 

ある日、ある方の娘さんが用事を頼まれて事務所にいらして

 

「田舎から送ってきたトマト、母からです」と持ってきてくださいまして、「ごめんねー、母は『あげたがり』なのよ」とおっしゃるわけ。

 

それで、「あげたがり」っていうジャンルがあるんだ、と気づいたわけです。

 

あのハシダテさんも、なんていうか「話のあげたがり屋」だったのかもです。

 

私がうれしそうに「えっ!? それで、それで?」っていう顔をしていたのかもしれませんね。

 

あげたがりの心理

 

近ごろ、小学校ではバレンタインデーはチョコを持ってきてはいけない、とされているそうです。

 

そして、口に入るものであれば、食物アレルギーの問題もあります。

若い人は、そもそも年配の人からの何かもらうのをあまり好まないですよね。

 

贈り物といえば、やはりお中元やお歳暮も面倒に感じる人もいるのではないでしょうか?

 

何かをいただいたら、お返ししなきゃいけないとか、それが煩わしく感じる人もいますよね。

 

そういう人にとっては、あげたがり屋さんて面倒じゃないですか?

 

物を上げたがる人について、こんな分析をしている人がいます。

 

何かを差し上げたいという動機は「相手を喜ばせたい」から来ていますよね。問題になるのは、「そう親しい関係じゃないのにプレゼントしたがる人」

 

そこには無意識に「相手の気持ちをコントロールしようとする心理」が働くというのわけです。

人に何かを贈ることで気持ちをゆるめさせ、距離を詰めたい。そして相手より優位に立とうとする思惑が働いてる、という人もいます。

 

 

 

そこを感じるから、若い人たちはあげたがり屋さんを敬遠しているのかもしれません。

 

あげたがり屋さんって、迷惑な人?

そこには、受け取る人の感性がポイントかも、と思います。

 

あげたがりの人との関係性に損得があるかどうかで、迷惑と感じたり負担に感じるのではないでしょうか。

 

差し上げる側は、相手の人と関わり合いを持ちたいという願望はもちろんあるわけで、そこに「プレゼントすることで、自分がいい人と思われたい、好かれたい気持ち」が当然、あるわけです。

 

受け取る側は、そこにお節介や独りよがりで見返りを感じたときに「迷惑」と受け取るのですね。

 

また、「お返しをしなくてはいけない」と思うところで、受け取ることが負担になるのではないでしょうか。

 

もらう側の心理

 

実は義理のお母さんが、いわゆるあげたがりの典型的な人です。

 

私の娘である長女と次女、つまり姑さんにとっての孫を、目に入れても痛くないほどかわいがってます(本当に目に入れそうな勢いでした)。

 

子どもたちが小さい時は、手作りのベビー服もまめに作ってくれて、市販の子供服もたくさん送ってくれました。

 

おかげで子どもの服はほとんど買ったことがないくらいです。

季節の折々、お盆やお正月の食材やなにやら、ダンボールが2個は届きましたね。

 

裕福なお家ではないのに、です。

 

お姑さんは未亡人なので、どうやってやりくりして贈ってくれるのだろうと毎回、思うほどなんですね。

 

お礼にと思って返すと、そのお礼がまた、どっさり届きます。

送るのが生きがいみたいな人です。

 

 

これが、実は元のだんなさんと別れた後も続くわけです。

 

それが私にとっては心苦しすぎて、「真綿で首を絞められる」ような気持になったことがありました。

 

その時は、さすがに物を送ってもらうのを少し控えてもらいましたが、姑さんの場合は送ることによって気持ちを伝えたいという思いがつまってるのですね。

 

「お金があれば、もっとしてあげられるのに」って泣かれた時もあって、それからは姑さんの気持ちとして受け取ることにしました。

 

姑さんがそれで気持ちがおさまるなら、うけとめたいと思えるようになってからは素直にいただけるようになりました。

 

豊かな人はもらい上手

 

以前、チラシ配りのバイトをしたことがあります。 

道端でティッシュとかを配るアレです。

 

あの経験をしたときに面白いことに気づきました。

 

いかにも迷惑そうにしている人がいます。

チラシ配りをしている人がいると察すると、遠くにいるのに気配を感じてさっっと遠回りをしてできるだけ離れて通られます。

 

なるほどなぁ、気持ちわからないでもないですね。

 

「ごみになるから、いらないわ」っていう方もいらっしゃいますね。

こういう方は良心的ですよね、ちゃんと受け止めてくださってるわけですから。

 

なかには、「ありがとう、がんばってね」とお声をかけてくださる方もいるんですよ!

 

そういう方って、どういう人だって思います?

 

あきらかに豊かな方です。不思議とそうなんです。

 

雰囲気にもゆとりがあって、アルバイトの私なんかにも気遣いをくださる余裕があるんです。

 

ちなみに、いかにも迷惑そうにチラシをもらわないようにされる方は・・・・。

だいたい想像つきますよね。

 

なので、私はチラシ配りの人がいたら、こっちから寄っていくようにしてます(笑)

物を介して人情が行きかう

ところで、このお姑さんは、毎年、大量に梅を買います。

それを梅干しにしたり、梅酒、梅ジュースとたくさん作っては勤めていたスーパーの同僚に配りまわります。

その他にも、手作りの福神漬け、飯寿司etc…。

当然、我が家にもその時期になると届きます。

 

なかには、お姑さんの友達が作ったというそばつゆが入っているときもあれば、親戚のだれそれからもらったものが入っていたりします。

 

実家の母も畑で作った野菜を送ってくれます。

 

昔はこれがいやでねぇ。

 

だって食べきれないほど送ってくるんですよ。とうもろこしだって、皮付きのまま段ボールに山ほど詰まってて。皮むくだけでひと苦労ですよ。

 

だけど、お姑さんにしても母にしても、もう80前後。

目が見えにくくなった、老人性のうつ病になった、足腰がふらつくだとか。

そんななかで送ってくれるわけです。

 

もはや、物を送るのは、おばあちゃんたちの生きる糧です。

 

身内の場合は特に、「ありがとう」「うれしい」を実感したいのが、肌感覚のあげたがり屋さんの心理。

 

おばあちゃんたちは、「今、荷物届いたよ。ありがとう」を聞きたいんですよね。

孫の「おばあちゃん、ありがとう」っていうのを聞きたいんですよね。

 

これはわかりやすいですね。

 

そして親しい人、仲良くなりたいって思う人の場合も、その喜びの濃さこそ違うかもしれませんが、同じですよね。

 

もらった人が、にっこり笑ってくれる。

 

それが見たい、聞きたいじゃないですか。

 

物を介して、「あ、これ、〇〇さんなら喜んでもらえるわ!」と思ったら、ひとりでにニヤニヤしちゃいませんか?

 

 贈り物は、粋か野暮かが分かれ目かな

 

つまるところ、いかにもその関係性のなかで、身の丈があっているかどうかでしょうか。

 

お隣の部屋にご年配の女性が一人暮らしをしています。

 

おすそ分けをお持ちすると、5分後にピンポーンとチャイムがなります。

 

「さきほどはありがとうございます」と、曲がった腰と痛い膝をさすりながら品のいいそのおばあちゃまが必ずいらっしゃるんですよ。

 

「うれしかったわ」。

 

うれしいかもしれないけれど、必ずお返しをされるんですよ(笑)。

 

このおばあちゃま、もらいっぱなしにはできないんですね。

 

だから、わざわざプレゼントするんじゃなくて、

 

「農家さんで買ったお漬物が多かったので半分、もらってもらえませんか?」

「いただきものなんで、申し訳ないんですが・・・」って、

 

そのおばあちゃまには「ついでで」って感じでお渡しします。

 

やはり、私も粋でいたいなって、そこは思いますのよ。おほほほ。

 

豆乳ヨーグルト差しあげ〼(ます)

で。

 

長々と書きましたが。

 

要するにですね、私も実はあげたがり屋さんなわけです(爆笑)

 

そうだったんだと、今さらに自分で気づいてしまいました。

迷惑に思っていた方いらしたら、ごめんなさい。

 

まぁ、私の場合、あげたがり屋さんがたくさんいて、そこからのおすそ分けがほとんどですが。

 

それで、最近、喜ばれたのが豆乳ヨーグルトなんで、それを宣伝させてください。

 

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これね、すごいんですよ。

 

何がすごいって、これもある人から元をいただいて、継ぎ足しつぎたしで永遠に亡くならない豆乳ヨーグルトなわけです。

 

どうぶつ性のものを控えてる私なんですが、当然、元は普通の乳製品のヨーグルトなんかではなくて、おそらく玄米とかで起こしたものらしく、

 

発酵もかなりの年数がたっている、らしいのです。

 

家では私が一人でチョコチョコといただいているのですが、この良さをだれかにもお伝えしたい!!

 

って思って、虎視眈々とねらってるわけです。

 

先日、「もしや、この方たちなら良さをわかるのでは」とにらんで、お嫁入させていていただきましたが、

 

ピンポーン!

 

どはまりで、喜んでいただけました。

 

 

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この豆乳ヨーグルトは甘味として、甘酒を入れます。

甘酒、これも実は手作りなんですよーーー。

 

といっても、私は自動的に発酵をやってくれる家電があり、材料をそろえてセットするだけなんで、ご飯を炊く感じで甘酒を作ってます。

 

甘酒も発酵食品で、「飲む点滴」といわれるものなんですね。

 

先日、お友達に豆乳ヨーグルトを差し上げるときに甘酒をいれて試飲してもらったら絶賛してもらいました。

 

実は、お行儀悪く飲食店でやってしまったんですが(爆笑)

店員さんが「何々?」と興味深そうにしていたので、「飲んでみます?」って言ったら、お仕事しながら「おいしーーー」と(爆笑)。

 

あげたがり屋さんの、豆乳ヨーグルト。

 

欲しい方がいらしたら差し上げますよん。

 

まとめ

物をあげたり、もらったり。

このものの中には、あげて喜んでもらいたいっていう人の気持ちと、もらって素直にうれしいって思える人の気持ちのやりとりなのかな。

 

で、何をここでいいたいかっていうと!

 

豆乳ヨーグルト、欲しい方います?