やっぱり私は人が好き
他の人が立派にみえて、
いったい自分が何もできない、何も持っていないって思ったことありますか?
私もそんな気持ちに陥ってしまい、しばらく更新をお休みしていました。
あることをきっかけに、
私はわたしでしかない。
そんな気持ちがすごいわいてきまして、今の自分でありのままに世の中にちゃんと登場したくなってきたんです。
なのでときどき、こんな日記風なものを書いてみます。
【やっぱ、私は人が好き】
ある日のこと。
その日は今までとちょっと違うお仕事で、リアルに新しい人と出会う場に行くことになったんです。
なので、はじめての場所で、はじめてのお仕事。
実は私、致命的に方向音痴なんですよ。
緊張してね。そのうえ散々、東京駅の広い構内をぐるぐるまわりながら、朝一の雨の中を移動し、東京駅そばのビルにむかってるわけです。
ひとこと。
もう、ほんと寒かったです。
東京駅の中は広くて、目的の出口まで構内をうろうろして、駅の中で働く人をみつけては道を聞きながら・・・・。
ご存じと思いますが、東京駅って出口がたくさんあるんですね。
「ほかの出口から出たら迷うだろうな」と思いました。
幸いなことに、場所は駅から直結の地下通路を通り、とある出口からすぐのビルでした。
それがね、また、みんないい人で、丁寧に教えてくれるんですね。
なんとか目的のビルにでました。
それで、このビルの中ですごい感動したんですよ!!
出口のすぐ前がそのビルです。
その中の警備の方の対応がすばらしすぎでした!!
入口に入って、もちろん、目的のお部屋に行こうと案内板を探しました。
そのビルは貸会議室がいくつか入っていて、目的の場所はその会議室のどこかなんです。
それでさっっと確認して、ビルのエレベーターにのろうとしたんですね。
そのときのことです。
このビルは、エレベーターのフロアがせまく、自動ドアまで外の風が吹き込んでくる状態でした。
案内板をみてると、「どこに行かれるんですか」って、いかにも人のいい感じの警備のおじさまが声をかけてくれました。
行き先をつげると、
なんと、さっとエレベーターのボタンを押されるんですよ。
「寒いですから、さぁ、早くお乗りくださいね」って。
これ、普通、言葉がでませんよ!!
若者にはまず、無理でしょう。
この配慮。
この対応!!
朝から気持ちいいーーーー!
次にビルに入ってきたサラリーマン風の男性にも声をかけていました。
もうね、この気遣い!
感動でした。
私は常駐の方と思い、会場に荷物を置いたらすぐにもどってこの警備の方にお礼をいいって強烈に思いました。
福島正伸先生が書かれた
に出てくる駐車場のおじさんの話を彷彿させるような方でした。
この方が退職されるときの、絵がリアルにうかんできましたからね!
「絶対、この人と写真撮るんだー」と思って、目的の部屋に行ってから思ったんですが、
帰る時にはもういらっしゃらなくて……。
そのとき思ったんですよ。
いいこと、うれしいことをしてもらったら、瞬間的に「お礼の言葉や態度を示そう!」って。
この数年、副業バイトしたり、家でする作業が多かったので知らない人と触れ合う機会がすくなかったんですが、外に出るとこういう出会いがあります。
これがまた、うれしいんですよね。
その後、このビルに行く機会がなく、とうとうこの警備さんに再びあえませんが、
今度会ったら絶対、「ツーショット写真撮らせて!!」っていうわ、私。
やっぱり、人っていいわぁ。
これからこんなちょっと「心がほっこりしたこと」をランダムに書いていきます。