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喪服をレンタルしてみました。メリット、デメリットをレビューします

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こんにちは、はぴらきです。

先日、お通夜に行きました。

仕事関係なので、受付のお手伝いをさせていただきました。

高齢のご夫妻のお通夜でした。

お二人とも病気療養中の出来事で、お嫁さんが「両親とも在宅介護になったので」という話を聞いたばかりでした。

奥様のほうはがんが再発してかなりおやせになっていらっしゃいましたが、何度も持ち直し最後に病院から退院されていました。旦那様は、亡くなる直前までお元気だったそうです。

 

奥様がなくなった翌日に、旦那様が脳梗塞で亡くなったとのことで、今回のお葬儀はご一緒となりました。ご夫妻ご一緒のお葬儀なんて、はじめての経験です。

 

お葬儀に行かれた方のお話ですが、焼き場に行く霊柩車に二匹の極楽とんぼ(「極楽とんぼ」という種類かと思いましたが、それは間違い。訂正します。赤いとんぼだったらしいです)。が飛んでいたそうです。お二人、仲良く旅立たれたのでしょうね。

 

さて、このお葬儀で私は喪服をレンタルしてみましたので、そのレポートを書きます。

 

レンタルにした理由

「一生もの」と思って喪服を一式買ったのですが、実は買った時とは体系が変わって「入らなく」なりました。

よく「久しぶりに出したら、喪服が着れなくなったわよ~、あんた!(バシバシッ)」といったおばさんの笑い話がありますが、

 

まさか自分の身の上に起きるとは! もうしんじらんない!!

 

これは半年ほど前に起きた私のミニ・ショッキング事件です。

これが判明したときには、まぁ、お葬儀なんてそうそうないので「いずれ、また」と思っていたのですが、今回、このように訃報が入ってきました。

なんとかしなくてはいけません。

いずれ買うにしても、まず今回はどうすべきか迷いました。

 

職場近くにある「洋服の青山」で間に合わせるかと思って見に行ったのですが、夏物でも3万円前後~でした。

しかも、今の時期、汗もかく・・・。夏物でなければ厳しいです。

ちゃっかりサイズをチェックし、レンタルをすることにしました!

喪服の相場

 紳士服の量販店やユニクロなどで3万円程度と安く喪服を準備することができるようです。とはいっても、あまり安いものは記事や仕立てが悪く、立ち居振る舞いがきれいにみえなかったりシワになりやすいです。

 

女性の場合、妊娠・出産といったライフイベントもありますので、それに合わせた喪服も必要になります。

 

年齢層よっても違いますが、社会人になって喪服をそろえると考えた場合、男性用で3~5万円くらい。女性は5~6万円くらいで小物を入れて総額10万円くらい、というのが相場のようです。

 

田舎になればなるほど、喪服は一生ものという価値観が強くなりそうです。

名の知れたデパートで10年は使うと考えるなら、仕立てや縫製が丁寧な7万円以上の喪服を用意するのも一考です。

 

お嫁道具の一つとして、家紋が入った喪服を準備したりしますよね。

私の場合も嫁ぎ先で作ってくれたんですが、家が狭いために実家においてもらってます。

これは相当、いったんじゃないですか?

 

喪服をレンタルするメリット、デメリット

 男性は上下スーツが基本。女性はアンサンブル。これにオプションで小物をつけるかどうかをセレクトします。

メリット

 まずは何といっても費用面ですね。

新しい喪服を買おうとすると、安いものでも2万円前後、すこし上質なものになると5万円からといわれます。

レンタルすると女性の洋装の場合は5,000円~1万円くらい。

和装は15,000円から10,000円が相場のようです。小物をプラスたフルセットで1,000円プラスといった感じです。ただし、これは地方の業者さんの場合。

 

都内でその日に借りたいという場合、試着して借りられるお店もいくつかありました。

しかしその場合、7,000円前後くらいからとなっていました。

 

買うか借りるかの目安は?

「身内に不幸があったら考える」でもいいかもしれません。

通夜や葬儀のみならず、四十九日や一周忌など法要が続きますから、その都度レンタルするよりは一着購入するほうがいいと考えられます。

 

冠婚葬祭が普段の生活にそれほどないのであれば、体系は5年で変わるといわれますし、そのつどレンタルで対応すると考えるのも一つです。

 

しかも、数十年前の喪服は年齢のそぐわなくなったり、流行が時代に合わなくなったりとデザイン的なこともあります。

 

収納やメンテナンスの問題もあります。

 

次に使うまでの収納場所、そして使用後すぐにクリーニングに出さないといけないというのも手間になります。

また、いくらきれいに保管したといっても、汚れやしわがついていないと限りません。

その点、レンタルは保管スペースとクリーニングの必要がない、というのはかなりポイントが高いです。

 

デメリット

個人に近い女性は今でも和装となることが多いかもしれません。和装のレンタルの場合は着付けの手配が必要になります。

また、一番の課題は到着までのタイムスケジュールでしょう。

当日、必要な場合はかなりハードルが高くなりますし、借りたいサイズやデザインが少なくなります。当日レンタルは、近くの貸衣装店などの店舗をもっている業者さんになります。

 

どこで借りるか

葬儀社や貸衣装店

私は喪主側になったことはありませんが、もしその立場になって相談するとしたら、まずは葬儀社、貸衣装屋さんかなぁと思います。

葬儀の打ち合わせのなかで相談することになりそうですね。

葬儀社が間に入ってくれて、貸し借りの手間も楽そうです。費用的には若干、高めになるようです。

近くに貸衣装店がある場合は、試着もできますので現物をみて借りることができるようです。

インターネットのレンタル業者

ネットで検索して、必要な日時に届くようにお願いすると、現物が宅配便で送られてきます。

参列するまでに間に合わないことが一番怖いのですが、

訃報が届いてから実際の通夜、葬儀までは少し日にちがあります。タイムスケジュールに充分配慮することは必要ですが、私の経験からも十分にレンタルでいけると思います。

借りてみました

 

すいません。

ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、商品を借りたのでそのレビューをします。

 

ちなみに、お借りしたのはこちらのものです。

 

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到着した状態を写真におさめていませんでした。

 

 フルセットは1,000円プラスして「バッグ、ネックレス・イヤリング、ストッキング(返却不要)」が借りれます。

500円追加でお数珠セットが利用できます。

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職場は少し年配が多い環境なので、今回のように季節の変わり目に訃報が入ることがあります。

実は、前々回のお葬儀の手伝いに行ったときに、あろうことか大切なお数珠を紛失してしまいました! そのようなわけで、今回はお数珠セットを借りました。

 

 

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 アンサンブルのワンピースです。

  

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 襟元がレースになっていまして、

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夏物なのでこのように薄手です。

 

「洋服の青山」で試着した夏物の喪服が前開きで、着用に便利でした。

ワンピースで前開きというのがあるのをはじめて知りましたが、高齢が使用する場合も考えると前開きのデザインは絶対、おすすめです。

 

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お借りしたものも、このように前にファスナーがついていました。

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 ちなみに、着用するとこんな感じです。

 

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レンタルして返却するまでを具体的に手順が開設された書類が同封されています。

今の購入先は楽天市場です。

そのせいかわかりませんが、配送されるときデフォルトで郵便局の宅配便になっていましたので、ネットでヤマト便に変えました。

到着はお通夜の前日にしていましたので、受け取れないと泣くに泣けない状態です。

 

郵便局の配達では最終配達の時間には、受け取れない可能性が高いです。

でも心配なので、業者さんのコールセンターに確認しましたが、電話してみてよかったです。ネット注文時には配送時間の予約ができていないことがわかりましたから。

ネット上で配送業者の変更や荷物受け取り時間の指定など、よく確認できなかったことを聞きましたら、

「楽天さんのシステムなので、こちらではどうしようもできません」とのことでした。

 

レンタルの場合は、荷物の受け取り日時が本当に大事ですね。

 

 

 

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葬儀が終わったあとは、業者さんが同封してくださった着払いの伝票を張り、(ゆうパックを扱っているコンビニの)ローソンが近所にありますので、翌日、出勤時に荷物を出しました。

 

クリーニングに出す手間もなく、保管場所の心配もない。

 

衣装の本当にレンタルって便利だわ~、と思った今回の経験でした。

 

 

まとめ

20年以上前に買った喪服が入らなくなって、レンタルしました。

しかし、喪服といえどトレンドがあって当時のバリバリ肩パットものは、今着るには実はちょっと抵抗ありました。

 

女性の喪服は流行もあるので、「一生もの」ではないというのが今回よくわかりました。

買うにしても5年くらいで買い替えもある程度、検討してもいいと思います。

 

喪服は身近な人の葬儀があるのでしたら、通夜・告別式のほかに参列する法事もありますので、購入をしたほうがいいでしょう。

そうでなければ、クリーニングや保管のことを考えるとレンタルを上手に利用したらいいと思います。

社会人の子どもにはレンタルをすすめてもいいかな、と思っています。