縁起のいいあずき。そして、キャンドルナイトの日
こんにちは、はぴらきです。
暖かい日もありますが、寒さが本格的になってきたこの時期には、コトコトと煮物が恋しくなります。
私がこの時期になるとやりたくなるのは、あずきを煮ることです。
少しご無沙汰していますが、玄米ご飯を炊くときは必ずあずきを入れていました。
あずきは、昔から儀式や人生の節目の行事の料理に欠かせないものです。
赤は邪気をはらう厄除けの色です。
赤飯は神の供物として使われていた赤米の名残ともいわれます。
また、抗酸化作用として、ポリフェノールやサポニンなどの抗酸化作用として美容効果、ダイエット対策、むくみ対策、便秘対策など健康効果も期待されますね。
難しいことはさておいて、とにかくこの時期、体が「あ、そろそろあずきかな」と欲している感じがします。
私はお汁粉を作るときに、買った袋をざざっと鍋にいれてしまい、多めにあずきをゆでて冷凍しておきます。
かぼちゃを煮たら、それに炊いたあずきをいれて「簡単いとこ煮」にするのもこの時期の定番料理になりました。
そして冬至が近くなるこのころは、キャンドルナイトのイベントもあちこちで開催されますね。
キャンドルナイトは、
『一年で最も昼が長くなるとされる夏至と最も昼が短くなるとされる冬至の日の夜、8時から10時の間、みんなでいっせいに電気を消そう』
という環境文化運動です。
近年は環境問題に関心を持つ方も多く、なかでもプラスティックごみの問題も話題になりますね。
冬至もまた古くから世界のたくさんの地で大切に祝われた日です。
キャンドルの炎で心静かに過ごしてみるのもいいですよね。
何かと気ぜわしい年の暮れですが、
キャンドルのロマンティックな空間の中で、大切な人と一緒に思いを馳せる時間にしてはいかがでしょうか。
この時期のキャンドルナイトはクリスマスシーズンと重なり、ロマンティックないイベントが軽井沢のホテルなどでも開催されています。
街ではあちこちでイルミネーションが瞬いていますが、今週末にかけてキャンドルナイトを開催しているところもあります。
キャンドルナイトの今日は、きらびやかな外のイベントとは別に、お家で地球の未来に思いをはせて静かに楽しむのもオツですね。
冬至の夜にこそ、キャンドルナイトですごしてみてはいかがでしょうか?
◆今日は1018年12月21日(金曜日)◆
旧暦:11月15日(霜月・丁亥(ひのとのい) の日)